2007年10月27日

こつぶ入院・手術

こつぶが子宮蓄膿症という病気になってしまいました顔(泣)

今は手術も無事終わり、自宅療養中です。


病気のことを書くのはどうしようかなと思いましたが、同じ病気のわんこを持つ飼い主さんの参考になるかもしれないので、長文になりますが書くことにしました。
(実際、自分もこつぶが心配で仕方なく、ネットで調べまくって、いろいろな方が書かれているブログをたくさん読んだりしたので・・・)


出産後初めてのヒートを迎え、1週間ほど過ぎたある日、こつぶの食欲が
落ちていることに気付きました。
そしてその次の日には、もうフードを一粒も食べなくなりました。

症状は、
・固形のフードを一切食べない
・下痢をする
・嘔吐
・目が少し充血している
・とにかくだるそうで、ほとんど寝ている

この時点では、ヒートのせいかなと思いました。
こつぶはいつもヒートのときは普段よりも体調が悪いのです。
高栄養の流動食を少し食べてくれたので、少しだけ様子をみることに
しました。

次の日になっても、症状が改善するどころか、高栄養食も食べてくれなくなり、さらにだるそうに。
これはただごとではないかと思い、ゲリピーの便を持参して、かかりつけの獣医さんに連れて行きました。

そして便・血液・エコー検査などをしてもらい、「子宮蓄膿症」であることが判明したのです。

子宮蓄膿症とは、簡単にいうと「子宮にバイ菌が侵入し、内部で増殖し膿がたまっていく病気」です。
このバイ菌&膿がどんどん増えていくと、バイ菌が出した毒素が血液に乗り全身を回り、他の臓器不全を起こしたり、膿により子宮が破裂して腹膜炎を起こしたりして、処置が遅れると死に至ります。

幸い、こつぶは発見が早かったため他の臓器への影響はまだありませんでした。
しかし確実な治療法は基本的に外科手術によって子宮と卵巣を摘出するという方法のみで、膿が大きくなるまえに早く処置する必要があるということで、翌日手術ということになりました。

ちなみに、ホルモン剤などの服用により膿を排出させるという方法もあるにはあるそうですが、この方法だとほぼ100%再発するのと、副作用もかなりあるそうで、どうしても出産させたいなどの事情がない限り使わない方法だそうです。


手術前にお医者さんに説明を受けたのはこのようなことです。

・この手術をするともう出産はできなくなるということ

・この病気の手術をしても、残念ながら亡くなる子が症例の5〜10%いるので、万が一の覚悟もしておいてほしいとのこと


出産できなくなるというのはまあ当然のことで、それについては異議も何もありませんでした。こつぶが助かればそんなことはもうどうでもいいし、2回目の出産をさせるつもりもなかったので。

しかし、亡くなる子が5〜10%って。。。結構高い確率じゃないですか。
かなりビビってしまいました。

でも先生の説明によると、亡くなってしまう子は、発見が遅くて体中に毒がまわってしまったり、子宮が破裂してしまった子がほとんどで、こつぶのように早期発見の場合はまず大丈夫だが、いちおうそういうケースがあるということだけ承知しておいてくれとのこと。

そうはいっても、やっぱりこわい・・・。


しかし病気を完全に治すには手術しかないので、先生を信用して手術に同意しました。


次の日、病院から連絡があり、手術が無事終わったとのこと。
こつぶの顔が見たくて、すぐに様子を見にいきました。


病室に入ると、こつぶはすでに麻酔から覚めていたものの、まだぼんやりした顔で、私がすぐ近くに行くまで気がつかない様子。

私に気がつくと、フラフラっとケージの扉のところまで来て、「開けて・・・」とばかりに力なく爪でかりかりするので、看護婦さんが気を利かせて抱っこさせてくれました。


まだ点滴のチューブを付けたまま、少し元気のないこつぶ。
(出張中のだんながすごく心配して、こつぶの写真を送ってほしいというので、ちょっと失礼して撮らせてもらったものです)

071027.jpg


そして先生の説明がありました。
内容は、

・手術はうまくいったこと
・だいぶ膿が大きくなっており、発見があと2〜3日遅かったらかなり危険だったこと
・この病気の手術の後、人間でいうエコノミー症候群のような症状になる場合があるため、まだ完全には安心できないということ。そのため、それを防ぐための点滴を一晩打つということ


摘出した子宮を見せてもらいましたが、確かにかなりパンパンでした。
これがもし破裂していたらと思うと、ぞっとします。

お膝に乗っているこつぶから、「早くおうちに帰りたい」という気持ちが伝わってくるようで切なかったのですが、エコノミー症候群になっては困るので、心を鬼にしてその日は帰宅。

そして次の日お迎えに行き、無事に退院できたのでした。


今回の出来事で、いつか避妊をしようかと考えていたこつぶには結果的に避妊手術の必要はなくなりましたが、こんなことなら帝王切開のときに同時に避妊手術もさせるべきたったという気がしています。

そうすれば2回もお腹を切ったり麻酔を打ったりしなくてすんだし、そもそもこの病気にはならずに済んだ。もはや結果論ですが、それが悔やまれます。

きららに避妊をさせようという気持ちも固まりました。


そして、今回の教訓。

あまり過保護はよくないけど、なんだか様子がおかしいと思ったら病院に連れていくのが一番。
ちょっとした下痢とかはしばらく様子をみても大丈夫場合もありますが、その見極めがむずかしいですよね。やはりベストな状態をいつも観察して、体調の変化になるべく早く気付いてあげるしかないのかなと思いました。言葉を話せないわんこのために。。

もうひとつ。
インターネットや医学書に書かれている症状と、自分のわんこの症状が必ずしもぴったり当てはまるというわけではないこと。これはこつぶの出産のときにも感じたことです。

子宮蓄膿症の症状として多飲多尿というのがあったのですが、これは私が気づくほどの症状はこつぶにはありませんでした。(おそらくまだ腎臓のダメージがなかったからだと思いますが)

また、性器から膿が出る、という症状も、自宅にいる間は見られませんでした。というのも、こつぶは他の子に比べ子宮口が固く閉じているらしく、たまった膿がほとんど漏れることなく溜まっていたらしいのです。

という、こつぶの例から見ても、少しでも当てはまる症状があったら、病気を疑うほうがいいのかなと思います。


以上、こつぶの病気について、長々と書きました。
長い文章を読んでいただいた方、どうもありがとうございます。
わんこが同じ病気になって、心配でいろいろ調べている方のお役に立てれば幸いです。


ちなみに、こつぶは今は食欲も出てきて、元気を取り戻しつつあります!ご心配くださったかた、ありがとうワン犬(笑)

ニックネーム りえぴぃ at 15:03| Comment(14) | TrackBack(0) | こつぶときららの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする